株式会社桑郷は、2008年に夫婦2人でスタートした会社です。
国際結婚を機に来日していたハンさんが、義理の父から会社を引き継ぎ山梨県市川三郷町に移住。
桑の事など何も知らなかったハンさん夫婦。
地元の人に支えられ、やみくもに前だけ向いて歩いてきた夫婦2人の物語がはじまります。
市川三郷町発祥の一瀬桑は葉が大きく葉肉が厚いため養蚕に不可欠な桑の最良品種として全国に普及し、日本の養蚕を支えていました。
その貢献が認められ一瀬桑の原木は山梨県指定の「天然記念物」として大切に保存されています。
しかし中国からの安い絹の輸入による国産絹の需要の低下とともに養蚕農家は激減し、農業人口の減少や高齢化に伴い地域の活力が失われていきました。
同じく山保でも代々育てられてきた「一瀬桑」は養蚕農家の減少とともにその使い道がなくなっていきました。
桑が持つ力の可能性に魅力を感じていたハンさん夫妻は、この村に2008年移住してきました。
この一瀬桑を使い「桑の葉茶」を作り始めました。
しかし、突然移住してきた2人を村の人たちは当初「よそ者」扱いでした。
2人は冠婚葬祭や地域の運動会など村の行事にも積極的に参加して徐々に溶け込んでいきました。
そして転機が訪れます。長田英俊さんとの出会いです。
長田さんは長年養蚕に携わっていた桑に対する熱い思いがあり、桑の葉の栽培技術を持つ生産者の一人。
長田さんはハンさんにこの村での桑の歴史や、思いを伝え、良質な桑の葉栽培の技術も教えてくれました。

桑のことを教えてくれた長田さんが亡くなったことをきっかけに、長田さんの桑畑を山にする(自然に戻す)という話を聞き、ハンさん夫妻は長田さんの桑畑に対する思いを引き継ぎ、管理することを決意しました。
それをきっかけに、あちこちで荒れている桑畑の再生にも取り組み始めました。
暑い日も、雨の日も、風が強い日も桑畑に出て作業をするその真剣な姿に村の人たちからも信頼され「絆」が育っていきました。
~UTYテレビ山梨ドキュメンタリー番組 「アンニョンハセヨ!ワタシ桑ノ集落再生人」より~

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桑の葉茶を手に取る人、関わったすべての人が健康で笑顔溢れる毎日を送ること。
ふたたびこの村が生命力溢れる桑の木でいっぱいになること。
この村から全国に、世界に桑の葉茶をお届けすること。
荒れている畑が再生された桑畑になり、高齢化が進む村が子供たちの笑い声が溢れる村になるように、
桑郷では桑の苗を10万本植える計画を町と地域と連携し取り組んでいきます。


















